検査と診療機器

CT検査

対象は、全患者さんです。たとえば、歯周病が重度に進行した患者さんであれば、
歯を支える歯茎の骨のどこがどれだけ欠損しているかなどの分析が行えます。

症例によって、詳細にオペ計画が立てられ、歯周組織再生療法に使用する材料、薬剤を事前に選択できます。
他にも、上顎洞炎の有無や、親知らずの根っこの位置と神経の距離の計測、インプラント治療時の計画、
根っこの先に嚢胞ができているときの検査、歯に亀裂や破折がないかの検査、本当に様々なことにCTは使用できます。

しかも、被ばく量に関しても、一般的な医科用CTは１回当たりの被ばく量は7mSv（シーベルト）と言われていますが、
当院のＣＴは、0,1mSv以下で撮影時間も７秒と低被ばく型CTと言われています。

頭部Ｘ線規格写真（セファロ）

矯正歯科治療の診断に不可欠な検査です。
繊細な作業を求められる矯正歯科治療では、口腔内の検査にレントゲンは必須です。

なかでも、セファロを使うことで、上下のあごの大きさやそのズレ、
あごや唇の形態、歯の傾斜、口元のバランスなどの状態を正確に知ることができます。

まずは私たちはセファロにより患者さんのことをしっかり把握することから始まり、
状態に合わせてどのような矯正計画を立てるべきかを時間をかけ立案いたします。

COEX i500※保険外セラミックのみ適応

歯医者といえば、独特な味がする
粘土のようなピンクのシリコンを思い出しませんか？

あれは口腔内の細部の型をとるために必要なもので、
患者さんにも負担が大きく、嫌がられる患者さんも多くいらっしゃいました。

当院では、短時間で口腔内を立体化できる、3Dスキャナーを導入しています。
短時間でありながら、高画質・高精度。
数秒の間に口腔内を立体的に可視化できる3Dスキャナーです。

従来の型取りを上回る精度の精密な情報がとれますので、
口内の形にあった適合の良い補綴物を作成することが可能になります。
金属アレルギーをお持ちの方も安心です。

患者さんにも治療中負担が少なく、短時間で治療を終えることが出来る、
ストレスフリーな環境作りを目指します。

■ 治療機器

中性電解水生成装置

歯科治療台給水管内の微生物汚染を予防する機械です。治療に使う水を添加物を一切加えずに浄化する効果があります。

細菌の繁殖を防ぎ、残留塩素濃度を補正。機器にも患者さんにも優しい、衛生的な給水をご提供します。
CO2レーザー

レーザーの波長の長短を調整することで、以下のような症例に効果を期待できます。

・抜歯後の痛みの緩和、止血効果、治癒促進
・腫れている部位の切開、治癒促進
・口内炎の治癒促進　
・根っこの痛みの緩和
・歯茎の黒ずみ除去　
・顎関節症の緩和
ミニスターSスキャン

スポーツ用マウスピースをはじめ、矯正用マウスピースやホワイトニングトレー、3DSマウスピースも作成できる、歯科技工用の生成機。3DSとは、マウスピース内面に専用薬を塗布し、歯面に薬液効果を浸透させる予防処置です。

子供のむし歯菌を死滅させたり、大人の歯周病菌を除菌したりすることが可能。院内で作成するので、即日～1,2日で作成可能です。
エアフロー

プラークやタバコのヤニ、ワインやコーヒーを始めとした歯の汚れを吹き飛ばすクリーニング機器。

細かなパウダー状にした炭酸水素ナトリウム（重層）やグリシン（アミノ酸の一種）を、強力なジェット水流で歯に吹きつけて歯の表面に付着したしつこい歯垢を落とし、歯の表面をツルツル、綺麗に。
ホワイトニング

ホワイトニングにはブリリカビアンコという装置を使用します。これまでの従来機は、患者さんが治療時に頭を動かないように固定する必要がありました。

本機は患者さんの口に固定する開口器装着タイプ。ホワイトニング中でも患者さんは頭を動かすことができ、長い時間固定され辛い思いをする必要がなくなりました。また、開口器装着タイプなので効率良く照射ができ、照射時間が短くさらにストレスが少ない優れものです。
多目的超音波治療器

超音波によって歯石を除去する治療器です。当院が導入している機器は痛みや刺激を感じさせず、効率的に痛みを除去できます。

知覚過敏の方も、当機器は薬液を温めて使用するためストレスなく治療を行うことができ安心。また、口腔内微生物によって膜状に構成されるバイオフィルムを除去できる高濃度次亜塩素酸水を薬液に併用します。